ありのままの表現展2022・障害者の芸術文化活動フォーラムの見どころ紹介!
7月16日から開催されるありのままの表現展とフォーラムの見どころを一部ご紹介します。作品は青森県全域から約150点の応募がありました。日々生きている躍動感が伝わってくる作品の数々は必見です。作品の一部を写真でご紹介します! そして今回は同時開催のフォーラムがとても楽しみです!シンポジストの千葉潜先生が理事長を務められる医療法人青仁会西南病院では、まだ精神科治療において作業療法という概念が確立されていない時代から、入院されている患者さんの治療に創作活動を取り入れて来られました。当時生まれた作品は今も八戸市こころすこやか財団さんの中に丁寧に保管・展示されている他、病院の敷地内にも自然と調和した形で今も魅力を放ち続けています。 蒔苗正樹さんは長い間県内の特別支援学校の生徒さん達に教員として関わり、その創造性を引き出してこられました。また作品の魅力を紹介するためにアウトプット展の開催にご尽力されて来られた他、現在は地域の子どもたちと障害をお持ちのアーティストが創作の場面を通じて自然に理解を深め合う「であい授業」を実施されるなど、共生社会の実現のためご尽力されています。 奥脇崇大さんは現在青森県立美術館において学芸員として勤務されています。昨年度から企画された「美術館堆肥化計画」では、美術館の役割をハード面の制限を超えて地域に飛び出していくことで、より多くの人に、そして生活と地続きの中で芸術文化に触れ合ってもらおうという素晴らしい計画に挑戦されています。
会場は非常に広い空間となっておりますので、席には十分な間隔をおいて新型コロナへの感染対策に努めてまいります。是非みなさんのご参加をお待ちしております!


